老化現象を遅らせるために「コレ」をやめました。
お料理にはかかせない油。
普段は何を使っていますか?
きっと、
「もちろんサラダ油でしょ。」
という方が大半かと思います。
私ももちろん、サラダ油でした。
スーパーで900㎖198円の特売とあらば、有り難く買いだめしたものです。
しかも、そんなにもお安く手に入れたのにも関わらず、
揚げ物をしたとあらば、たったの1回使用しただけで、固めるテンプルをして捨ててしまうなんてもったいなさすぎて、オイルポットでこして、再度揚げ物に使ったり、炒め物に使ったりして、結構使い倒していました💦
今思えば、なんともケチケチ根性でした。
でもそれはもう、親が料理をしている時からずっと見てきて、自然と学んだことなので、何の疑問も持たずにここまで料理をしてきました…(‘Д’)
「サラダ油は体に良くないよ。」
そんな情報がチラホラと聞こえてはいたけれど、
サラダ油の安さのせいか?
それとも、油によって不健康になった実感がないからか?聞く耳持たずでございました💦
ですが…
年齢を重ねるごとに感じる不調や老化現象。
今の自分を創り上げているのも、これからの自分を創りあげるのも、紛れもなく食べる物ですよね。
少しでも悪いものはやめていいものを取り入れる!
では、そもそもサラダ油は体に本当に悪いの?危険なの?正しい使用方法は?
ということで調べてみました。
1,サラダ油は体に悪くて危険??
①サラダ油は、たくさんの油をより効率的に生産するために、製造過程で化学物質が使用されます。(‘Д’)
この化学物質を摂取すると、皮膚や呼吸器、生殖器などに体に悪影響が起こるリスクが考えられるといわれています。
②サラダ油は太りやすい?
サラダ油は一般的にカロリーが高く、太りやすいといわれてい
ます。
③トランス脂肪酸が多く使用されている。
サラダ油の100g中に含まれるトランス脂肪酸は、こめ油や亜麻油の約4倍も含まれているのだそうです。
トランス脂肪酸とは、マーガリンなどの加工性油脂にも多く含まれています。このトランス脂肪酸の過剰摂取により悪玉コレステロールを増加させていしまい、脳梗塞や心筋梗塞などの血管系の病気を起こしやすくしてしまいます。
④リノール酸が含まれている
サラダ油は、必須脂肪酸であるオメガ6系脂肪酸のリノール酸が 含まれています。
そのリノール酸は、サラダ油の脱臭過程で200℃を超える高温にさらされるのですが、高温にさらされることで、「ヒドロキシノネナール」とういう有害物質に変化します。
この有害物質は神経細胞を破壊すると言われている神経毒で、心疾患、脳卒中、パーキンソン病、アルツハイマー病、ガンなどが引き起こされる可能性が指摘されている恐ろしい物質なのです。
更にリノール酸は体の中で代謝されることでも有害物質(プロスタグランジンやロイコトルエンなど)が発生します。
その有害物質が発生することで、乾燥肌やかゆみ・アトピー性皮膚炎・花粉症・肝炎・気管支炎・がんなどの発症リスクが高まります。
2,正しい使用方法
①化学物質の使用について
とはいえ、そもそもそんな危険化学物質が含まれたものが一般に流通しまくっているなんてことはあまり考えにくいですよね。そんなことでは安心してスーパーでお買い物なんてできませんし”(-“”-)”
確かに化学物質も使用されますが、これらの化学物質を除去する工程をしっかりと行い、JASの規定に基づき、厳重に調査されているので有害な物質が大量に含まれているものが市場に出回ることはまずないでしょう。なので、深く気にする必要もないんですね。
②サラダ油のカロリーは高いから太る!と言われたりしますが、実は、
サラダ油大さじ1杯で111㎉
オリーブオイルは107㎉
こめ油は120㎉
といわれており、ほかのオイルと比べてもサラダ油のカロリーはあまり変わらないんですね。
③トランス脂肪酸が随分と注目されたのですが、そもそも日本人のトランス脂肪酸における1日の摂取量の平均は0.92~0.96gで、目安量となる2gを大きく下回っているため、普通の食事をしていれば全く問題ないということになります。
でも!トランス脂肪酸たっぷりの揚げ物やクッキーなどを毎日食べ過ぎていては、体に害が及びます。
良いものも悪いものも、なんでも過剰摂取は体に悪いので、注意しましょう。
④サラダ油は揚げ物など高温に熱することで劣化するため、使用方法に注意をしなければ更なる有害物質を発生しかねません。
サラダ油は名前の通り、サラダなどの熱することなくそのまま使用するように製造された油で、そもそも熱に弱い油です。
サラダ油を使用するのは炒め物程度にして、揚げ物には使用しない。ましてや同じ油を繰り返し揚げ物に使用しないように心がけましょう。
3,「加熱に強い油」と「加熱に弱い油」
意識したいのは「加熱に強い酸化しにくい油」と「加熱に弱い酸化しやすい油」。
オメガ3系やオメガ6系の油は、主に酸化しやすいといわれています。エゴマ油や亜麻仁油は、酸化しやすく加熱NGなのは有名ですよね。しかも酸化しやすいので冷蔵庫保管っていうくらい熱に弱いわけですから。
そこに意外や意外!
サラダ油と胡麻油も加熱には向かないんだそうです!
もうびっくりですね。
その他、大豆油・コーン油・ひまわり油も酸化しやすい油です。
これら高温に向かない油を長時間高温にさらすと、「過酸化脂質」という、わっるーい油が出てきて、その悪い油が私たちの細胞内に様々な障害を起こし、体に悪影響を及ぼします。
とはいえ、サラダ油も胡麻油も炒め物程度であれば問題ないそうなので、揚げ物用には加熱に強いタイプを使うようにするといいですね。
4,加熱に強い酸化しにくいおすすめの油
では、加熱に強い油は何があるのでしょうか?
こめ油・オリーブオイル・キャノーラ油・紅花油・バター・ラード
このあたりが酸化しにくく加熱に強く、何より手軽に手に入るのでおすすめです。
オリーブオイルは加熱用にピュアオリーブオイル、サラダ用にエキストラバージンオリーブオイルをもともと常備していましたが、オリーブオイルの独特の香りが和食のお料理に使いづらいということもあって、通常使用にはサラダ油を使用しいていました。
こめ油であれば、香りや油の臭みもほとんどなく、揚げ物もびっくりするほどカラッと揚がってどんな料理にも使いやすいです。
学校給食にも多く使われているとのことで、お子様がおられるようであれば尚更安心できますし、さらにこめ油は酸化にも強いためご家庭でもとても使いやすい油と言えます。
こめ油は 抗酸化物質のため血管の老化を防いでくれ、アンチエイジング効果も期待できます。うれしい情報ですね。
ぜひ日頃から使う調理用の油も見直して、身体の中からインナービューティーの向上を目指しましょう♪
5,まとめ
サラダ油について良く調べてみると①②③は、そんなに気にしなくてもOKのようでした。
サラダ油をオイルポットでこして再々利用していた私としては気になるのは④。
高温に熱することやリノール酸による有害物質の発生など、恐ろしいのは、
「症状はすぐには出ずに徐々に体をむしばんでいき、ある日突然その時は訪れる」かもしれないということ。
健康に、そして若さを維持していく為に、オイルポットの使用は速攻やめて、通常使う油は、サラダ油の変わりにこめ油やオリーブオイル・キャノーラ油・紅花油などの、加熱に強いオイルに切り替えましょう。
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